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1.25歳〜31歳
そうして20代で何度も転職するのは嫌だと思い、今度こそは仕事が減らないような「世の中で需要があるもの」は何なのか考えた結果、『介護』という結論に至り無事に転職成功。
全く何の知識も経験もないところからの介護業界でしたが、老人と接することは苦じゃなかったですし排泄関係なども嫌じゃなかったので、なんと過去最長の6年半勤めることができました。
実は恋愛の方も、一番最初に勤めた会社でお付き合いを始めた女性と9年間続いていましたが、その内の4年間はほとんど音信不通状態でいました。ある時を境に私が相手をダメになってしまいズルズルと関係を先延ばしにしてしまっていました。このままではお互いに良くないと思い一度きちんと会ってお別れしました。
私自身の昔からの“性の違和感”についても、20代前半の時にネットで調べ『性同一性障害(GID)』と知りました。
仕事上や公共の場での性別の問題はそれなりにありましたが、GIDを知ったことで学生の頃に抱えていた不安や憤りは少し解消されたように思います。
今ではネット社会は当たり前で、少し調べれば答えが出てきますしSNSでのコミュニケーションも活用でき、LGBTという言葉も少しずつ耳にするようになりましたが、私が学生の頃の田舎では今とは程遠い世界でした。
2.31歳〜33歳
仕事は需要がある介護を続けようと思っていたので別の会社へ転職するも、一緒に働く人たちと馬が合わず1年で退職し、その後の転職先(介護)では業務体制も悪く、業務内容も介護なのか家政婦なのか分からない仕事内容だった為、わずか半年で退職を決意しました。
しかし、この1年間勤めた会社で先の人生を左右する“運命の出会い”をしました。現在のパートナーです。
彼女に最初に私と出会った時の話を聞くと、「初めて見た時から男性にしか見えなかった」と言ってくれています。
出会った頃の私は自称GIDの未ホル未オペの状態でしたが、そう言ってもらえて本当に嬉しかったです。
ちなみに彼女はノンケ(異性愛者)の女性です。
のちに、ある条件を元に図々しくも彼女の家(家族と同居中)に転がり込むことになりますw
仕事面もさすがに転職回数が多くなってしまったので、なかなか次の仕事が決まらずアルバイトで生活を保ち続けます。
ようやく3ヶ月後に仕事が決まり日勤の工場勤務になりました。
3.34歳〜 GID治療開始
まもなく30代半ばを目前にして一生を共にする相手もでき、2人で将来について考える時間が増え昔から抱いていた“体も男として生きて行きたい”という気持ちを素直に打ち明け、彼女の後押しもありGIDの治療を始めることとなりました。
【GID治療の大まかな流れ】
●2018年6月〜カウンセリングを開始
●2019年2月に診断書をもらい翌月からホルモン治療を開始
●同年の12月には海外でSRS(性別適合手術)を受ける
治療開始から1年半かかりました。
※GIDの治療内容については順次、個別に記事を書いていきます
仕事も工場勤務に変わり人間関係や業務での浮き沈みはありましたが、色々と耐え忍んでいれば何とかなって行くだろうという考えで生活していました。
しかし、2019年下半期から会社の生産数が減り始め段々と雲行きが怪しくなっていきました。
ちょうどSRSをするかどうか迷っていた時期でもあり、正直、会社の業績が悪化し始めたことは、その時は知る由もありませんでした。
4.36歳〜現在
SRSを受けたことで2020年には心身ともに新たな気持ちで新年を迎えることができました。
私の手術の傷痕は大きなものだったので、毎日の処置が結構大変でした。(処置の内容も別記事でまとめます)
そして、戸籍の名前を女性名から男性名にする為、改名手続きをして3ヶ月後に晴れて名前の変更が完了しました。
会社もとうとう生産数激減により、休業の指示が出始めました。
最初の内は各部署内のメンバーで、ローテーションで帰休していましたが、1ヶ月、2ヶ月と経つにつれ一部の部署では全員帰休の状態にまでなりました。
今後の生活・人生を考えるようになり、転職を視野に入れながら何か手に職を付けたいと思い、プログラミングの勉強を始めました。
学習は会社の休みを有効活用し無料の教材から始まり、有料のオンライン講座で4ヶ月学習しました。オンライン講座についての記事はこちら👇
会社には退職届を提出し、残っている有給休暇を使って転職活動しました。
しかし、プログラミング系の仕事は未経験の職種であり、地元の応募した各企業では即戦力になれる人材が欲しいとのことで、就職活動は難しかったです。
ある時ネットで見つけたWEB制作会社のホームページに一目惚れし、連絡を取り話をさせてもらったところ、『雇用はできないが一緒に仕事をしませんか?』という提案をしてもらい、現在はフリーランスとして活動しています。
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ここまで長い私の半生を読んでいただき、本当にありがとうございます。
私はGIDのFTMであり、若い時はそれなりに辛い思いや苦悩もありました。しかし、それはLGBTだからとかは関係ないと思っています。
人は誰しも、大小関係なく様々な悩みを抱えていると考えています。
私が30歳を過ぎてから大きな決断をする時に、一番に考えたことは『人生は一度きり』ということです。
やり直しが効かない、たった一度きりの人生だからこそ、自分に素直に生きて行こうと決めました。
私の言葉で、元気になった、勇気をもらえた、参考になったなど誰かのお役に立てることができたら、このうえない喜びです。
最後までご精読ありがとうございました。
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